難病に悩まされています

6月になってしまいました。
みなさまいかがお過ごしでしょうか?!

もうここ最近は毎日が30度あまりの真夏日よりですが、5月はバタバタとしている間に終わって、例年の5月病やばーいとかいう感覚は訪れませんでした。
んがっ、問題は6月!

少しだけ体力に余裕が出来たので、次の原稿をやっつけようと現在進行形で夏発表予定の作品に取り掛かっているのですが、これがなかなか進まない。
ぞくに、〆切前になると脳内がえらいことになって、とにかく筆だけが進む(実際には鬼の様にタイピングしている)ものなのですが、緊張感が足りないのか、まだ余裕のある時期となると、この筆というのがとにかく重たくなります。

プロのクリエイターさんにとって、もしかして作業が進まない、原稿が捗らないというのはある意味で不治の病なんじゃないか?!って最近思ったりしたまどかであります。

1文字でいいから書くというキッカケ

ところがふと、過去の自分を振り返ってみると、小説を書くのが楽しくて楽しくて、朝から晩まで原稿と戦っていた若き日の自分がいたり、あるいはライターとして記事を必死こいて書いてた時期なんかは1日に何万文字も当たり前の様に書き溜めていたのを思い出しました。

いったい何が違うのか。

最近ツイッターかなにかで流れてきた記事に、毎日コツコツと書き続けるコツは、1文字でいいから書くという姿勢がとても大事なんだというものを見かけました。

たぶんそれはその通りで、大正解とは言わないまでも最適解なんだと思います。

というのも、その記事によると心理学的(だったと思う)にも、無理に「ああ書かなきゃ書かなきゃ」って思い詰めるよりも、とりあえず1文字でも書くことを日々のノルマにしておく方が、結果的に書いてみると色々はかどってくるものなのだとありました。

実際、まだまだ小説とは呼べない様なつたない物語を書いていた頃は、思いつきをとにかく出だしだけでも書き出してみよう、っていう気持ちが常にありました。
そういう最初の書き出しを、ものはためしにと原稿用紙(当時は原稿用紙だった!!)につらつらと書いてみると、楽しくなって進んだものです。

ライター原稿も同じで、納期が毎日のように差し迫っているので、とりあえず1記事だけでも片づけておこうと決めて作業をする日々だったので、疲れていて他の作業をしなくちゃいけない時も、とりま1記事書き出したら、ついでにもう1記事、もう1記事と数をこなしていたんですね。

たぶん、今こうしてほぼ毎日書いているブログのとりとめもない日記も同じだったりします。
思った事をとりあえずメモしておこう、なんて作業が、よほど不在にしている時じゃない限りは続いている理由なんじゃないかなと。

兎と亀 あと狐とか

インターネッツの時代になったおかげで、小説家やライターの先生たちが普段どんな感じで原稿作成の作業をしているのか、SNSなどを通じてその一端を垣間見れる時代になりました。
そうしてみると、世の中の全てのクリエイターさんが原稿ススマネー難病にかかっている訳ではない事が見えてきました。
例えばわたしの同郷の先生などは、お話をうかがってみると「とにかく遅筆なので、毎日決められたフォーマットで4ページ、何があっても書くようにしています」という事らしい。
とにかく書き出しの遅いその先生の場合は、筆が乗って原稿がサクサク進むという事は非常にまれらしく、あっても一般的な作家さんよりはるかにその幅が少ないそうですね。

そこをいくとわたしは、元気があれば一日に数万時のライター記事を書いたり、小説でもコンディション最高の時は1万字、2万字と書けるときがあります。
もちろんそれは会話劇パートだったり、シーンの移行がサクサク出来るタイミングに限った話ですがw

たぶんですが、多くの作家さんがコンディションに左右される書き方をしているんじゃないかと思います。
くだんの同郷の作家さんは、毎日コツコツと書き溜めていくスタイルなので、ほとんど大幅に原稿が遅れるという事はありえないんだそうです。
もしも遅れが発生した時でも、ある程度は毎日少しずつ貯金をしているので、これを消化できるんだとか。

わたしなどは気分にかなり左右されるので、兎と亀といえば兎。
まあ今が詰まり気味でも、どこかでブーストがかかって取り返せるだろうとどうにも楽観してしまう。
これではいけない。むかしばなしによると、兎は最後に亀に追い抜かれてしまう。

そこで、1文字でも書くという冒頭の記述にもどるわけですね!
最近始めたこのブログのおかげで、文字を書く習慣が改めて身に付いた様に思えるので、この原稿が間に合わない難病、完全に治す事が出来なくても、少しずつ克服していきたいものであります。

狐谷まどか的ささやか応用

ちなみに、小説を1日に20000字をひねり出す事が出来たのが人生最大の生産量なのですが、当該作品がこちらになります。

神童も三十路過ぎれば魔法使い

書いては消し、書いては消し、を繰り返してドツボにはまったのですが、こういう時は出来栄えが自分の中で最悪でも、とにかく先に文章を進める様に心がけて書いています。

その結果、書き終わった直後は微妙な気分で作品を読み返すのですが、それでも時間がたつと割合、悪くない様な気がしてくるから不思議ですw

特に長編原稿を書いている時は、計画的にコンディションをコントロールする事が大事だと思います。
出来ているか出来ていないかはともかく、出来るだけ起きる時間を固定する、作業するタイミングを習慣づけする、というのを出来るだけ実践すると、案外と作業ははかどる事間違いなし。

一番最悪なパターンは新幹線の中でも執筆、旅先の宿でも夜は執筆、朝はごはんをかじりながら執筆という、ギリギリになって追いつめられて書く時のラストスパートですね。
もちろん誤字がてんこ盛りですので、オススメ出来ないw

狐につままれたものだと思って、まず1文字を毎日書く習慣づけをしてみてはどうでしょうか?

 

まどか